攻め落とす気満々の年下幼馴染に、そろそろ陥落してしまうかもしれない俺の話

著者:藤崎珠里

七歳年下の可愛い幼馴染がぐいぐい来る。ものすごくぐいぐい来る。具体的には、花嫁修業と称して毎日朝ごはんを作ってくれるほどに。
しかし、可愛い可愛い幼馴染には、完璧な男と幸せになってほしいのだ。俺は平々凡々な男で、とてもじゃないが俺の大切な幼馴染を任せられるような奴じゃない。
毎日毎日プロポーズされるからと言って、隙を見せるとすぐにキスされるからと言って、俺は彼女と付き合ったり結婚したりなんて――絶対にしない。

絶対に落とされたくない(もう落ちてる)社会人男性と、絶対に落としたい高校生の女の子の攻防戦。早く結婚しろ、という話。

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