藤崎珠里の小説一覧

小説家になろう

攻め落とす気満々の年下幼馴染に、そろそろ陥落してしまうかもしれない俺の話

七歳年下の可愛い幼馴染がぐいぐい来る。ものすごくぐいぐい来る。具体的には、花嫁修業と称して毎日朝ごはんを作ってくれるほどに。 しかし、可愛い可愛い幼馴染には、完璧な男と幸せになってほしいのだ。俺は平々凡々な男で、とてもじゃないが俺の大切な幼馴染を任せられるような奴じゃない。 毎日毎日プロポーズされる....
著者 : 藤崎珠里
小説家になろう

学校一美少女なあの子が、俺の推しの底辺Vtuberだった

「もし違ったら忘れてほしいんだけど――ガランス・シエルって茜さんだったりする?」 「も、もしかして、よくコメントくれるあのモリタさん!?」 眩しいほどのとてつもない美少女、茜 美虹(あかね みく)さんは、俺の推しVtuberだったらしい。 彼女はなぜか俺に好意的だった。友達になってくれませんか、と....
著者 : 藤崎珠里
小説家になろう

ハグするだけのおともだち

『へるぷ』 そんなメッセージが飛んできたら、僕はマンションの隣の部屋へ向かう。そこに住むのは、大学の同期生である井坂あゆか。 僕と井坂は、『ハグするだけの友達』という不思議な関係だった。 謎の絶対的信頼を向けられて複雑な男の子と、普通の友達には弱みを見せたくない完璧を演じる女の子の、ちょっとした過....
著者 : 藤崎珠里
小説家になろう

幼馴染から遺書をもらった

幼馴染から遺書をもらった。俺が死んだら読んでね、と軽い口調で。 『石埜 すもも様  あなたがこれを読んでいるということは、あなたは俺の言葉を無視して、俺の目の前で手紙を読んでいるのでしょう。』 そんなふわふわした遺書にまつわる、幼馴染男女のふわふわした話。ツッコミ不在の、少し(?)ずれた二人が....
著者 : 藤崎珠里
小説家になろう

私をときめかせてくれたら、付き合ってあげる

振られる気満々で、俺は高嶺の花――と呼ぶには少し性格にトゲの多い、同じクラスの時雨瑞姫さんに告白をした。 にこやかに微笑んで、彼女は言う。 「それじゃあ、私をときめかせてくれたら、付き合ってあげる」 「…………は?」 とりあえず頑張ってみたものの、俺は口説くのが絶望的に下手であった。なのに時雨さ....
著者 : 藤崎珠里
小説家になろう

わたしのこと、好きにしていいよ

「助けてくれたお礼にさ、――わたしのこと、好きにしていいよ」 そんな言葉から始まる二人の、健全な恋のお話。 話したこともなかったクラスメイトとひょんなことをきっかけに仲良くなって、告白し合うけど付き合わないまま数年過ごして、付き合わないまま、何もしないままに結婚する話です。....
著者 : 藤崎珠里
小説家になろう

ピアスの後日譚

たまには何も連絡をせずに家に行ってみよう、と思い立ったのが悪かった。先輩のいない部屋に初めて合鍵を使って上がり込んで、私は一人膝を抱える。 ……たまには、私の行動に驚いて、ちょっと嬉しそうに笑う先輩が見たいな、なんて柄でもないことを考えるんじゃなかった。そんなふうに悔いながら、私は先輩からもらったピ....
著者 : 藤崎珠里
小説家になろう

清楚美人の後輩がピアスを開けたことに、僕だけが気づいている

 口を開かなければ『清楚美人』な後輩が、ある日突然ピアスを開けてきた。なんでも、彼氏ができた大好きな幼馴染に少しでも気にしてもらいたかったらしい。しかし、ピアスに気づいたのは僕だけ。  その彼氏のせいで夕焼けが嫌いになったと語る彼女に、僕は決意した。――このめんどくさい後輩に告白するなら今しかない。....
著者 : 藤崎珠里
小説家になろう

セフレに対してやけにサービスいいな、とはずっと思ってた

 好きな人のセフレになることを申し出て三ヶ月。彼はセックス中だけでなく、セックスが関係ないときにもたくさん「好き」を伝えてくれる男だった。絶対に勘違いしたりしないと心に誓っているけれど、さすがに限度というものがある。 「……あの、さ。別にセックス中でもないのに好きとか言わなくていいよ」 「……え....
著者 : 藤崎珠里