氷の悪女は嗤いながら毒の花を咲かせる

 笑わない悪女——公爵令嬢のアリアナはそう呼ばれている。

 父から『公爵家の不名誉になるから、決して笑うな』と禁じられ、いつも無表情を貼りつけているアリアナ。

 婚約者の王太子からは人形みたいでつまらない女だと言われ、ついには義妹に寝取られ婚約破棄を宣言されてしまった。

 しかし、それでもアリアナの表情は崩れない。
 落ち着き払い感情を見せないアリアナに怒り心頭の王太子は「笑ってみろ!」と命令する。

 命令ならばと、アリアナはゆっくりと口角を上げ、花がほころぶような笑みを浮かべた。

 そんなアリアナに見惚れていた王太子に、アリアナは今まで押さえ込んできた本音をこれでもかとぶつけていく。

 やっと婚約破棄騒動が終わり、陰で支えてくれた親友をおもてなししていたら——?

※タイトル変更しました。コロコロ変えてすみません(汗)現タイトルで決定です。
旧タイトル『悪女は微笑いながら毒を吐き、策略家な隣国皇太子の溺愛に絡め取られる。』
※出版社様へ こちらは短編ですが、長編への加筆も可能です! 2ヶ月あれば10万字執筆できますので、打診お待ちしております(*´꒳`*)

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