留学帰りの美貌の第三王子殿下が、婚姻届け片手に迫ってくるんですけれど!?(※ただし、私は平凡令嬢です)

著者:華宮ルキ

リネット・アシュベリー子爵令嬢は自他ともに認める平々凡々な娘だ。
周囲に誇れる才能もなければ、容姿も普通。何処にでもいるありふれた令嬢だと自覚している。

そんなリネットはある日国の第三王子レックス・ウィバリーの帰国を祝うパーティーに招待された。
レックスは三年前から大国に留学しており、その日が帰国の日だったのだ。

彼ははちみつ色のふわりとした髪と、真っ赤な赤色の目が特徴的な美青年。
貴族令嬢の誰もが頬を染めて彼を見つめる。

正直なところ、リネットは場違いだと思っていた。
しかし、これは強制参加。そのため、リネットは壁際で俯いて過ごそうとしていたのだけれど――。

「どうか、俺と結婚してくれ!」

その目論見はほかでもないレックスによって崩れ去った。
なんと、彼が公衆の面前で婚姻届け片手にリネットに迫ってきたのだ――……!

少々世間知らずで規格外の美貌の王子殿下と、自称平々凡々な令嬢の、追いかけっこのお話です。

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◇掲載先→小説家になろう、エブリスタ、アルファポリス、魔法のiらんど、ベリーズカフェ

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