【第二章完結】ライブラリアン〜本が読めるだけのスキルは無能ですか!?

著者:南の月

ライブラリアンーそれはただ本が読めるだけのスキルのはずだった。

しかもそのスキルで出した本はスキル発動者しか読めず、その本を理解し現実世界で役立てられるかはスキル保持者次第(本が読めるスキルがあるのと優秀かどうかは別物)。
さらにライブラリアンになるものは、堕落した生活に陥る傾向(昼夜逆転生活、人に話しかけられても生返事、寝食忘れるなどなど…)があり、そんな人よりはスキルで本が読めずとも現実の図書館で本を読む優秀者の方が何百倍も役に立つ。
だからただ本を読むだけのライブラリアンは役立たずのスキルの象徴だった。

そんなスキルを授かったのが私テルミス。6歳。
私も例に漏れず堕落生活まっしぐらだったのだけど…

これはひょんなことから前世を少しだけ思い出した私が堕落生活から脱却を試みる話…のはずです!

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