婚約破棄され公爵令嬢の身分を捨てましたが、妹の代わりとして戻るつもりはありません 〜お仕えする旦那様は私に甘すぎます〜

著者:七海いと

「ロザリンド、君との婚約を破棄させてもらう!」

夜会の最中、婚約者でアリシル王国の第一王太子であるセオドアに突如、婚約破棄を告げられたロザリンド。
彼女は長身であまり女性らしい体型ではなかった。
悪しき魔法使いだと罵られ、令嬢や貴婦人、さらには双子の
妹として通っているスザンヌから侮辱されてしまう。

ルビーの指輪やネックレスでは飽き足らず、ついに婚約者までスザンヌに横取りされてしまったロザリンドは会場を飛び出す。
冷たい雨に打たれながら、名前と公爵令嬢の身分を捨てて新たな人生を送ることを強く心に誓うロザリンド。

半年後、王都から遠く離れたサリファー辺境伯の屋敷でメイドとして働く彼女はカミーユと改名し、そつなく仕事をこなしていた。

サリファー辺境伯の一人娘で四歳のシエラは、彼女と同じく幼い頃に母親を亡くしていた。そんなシエラを愛しく思うカミーユ。
シエラもカミーユのことが大好きで、いつものように庭を散歩していたら、帰宅したサリファー辺境伯とばったり出会う。

「後で一緒にお茶でもどうかな?」

やっと掴んだ幸せ。
みすみす手放すつもりなど微塵もありません!

身分差&甘々な異世界恋愛ストーリーです。

*ざまぁ要素があります。
*他のサイトでも公開しています。
*5月2日総合日間4位、ジャンル別日間4位、ありがとうございます!

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