異性を引き寄せる体質のせいで悪女と呼ばれる男爵令嬢のニネット。相次いで両親を亡くした後、継母と連れ子に家を乗っ取られ、屋敷の片隅にある小屋で護衛の少年ティルと二人で暮らしていた。
ある日、ニネットは連れ子に嵌められ生贄として差し出される。それをきっかけに大きな力を手にするが、街へ戻ると変わり果てた世界が待っていた。
どういうわけか、あれから8年もの月日が経っているのだという。そして、かつては護衛でまだ少年だったはずのティルは、一人で生きることを決めたニネットの契約結婚の相手として現れる。
――子どもの頃に突然消えたニネットへの思いを抱えたまま。
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