毎月設定される定例の茶会で、婚約者である王太子アルフレッドから婚約破棄を告げられた侯爵令嬢フランソワ。
普通の令嬢であれば動揺し、あるいは茫然自失となるであろう事態に、彼女は落ち着いてこう告げた。
「書記官殿、今の発言、記録をお願いいたします」と。
顔を合わせる度に理不尽なことを言われていたフランソワは、書記官に発言記録を取ってもらうことを常態化していた。
そして、王太子アルフレッドが致命的な発言をした今この時、フランソワの反撃が始まる。
※2023年5月22日、夜の集計で総合日間3位になりました!
お読みくださった皆様、ありがとうございます!
※2023年5月23日、朝の集計で総合日間1位になりました!
まさかこんなに伸びるとは思いませんでした……お読みくださった皆様、本当にありがとうございます!!
レビュー