別に僕は何も壊されてないけど、何をそんなに泣いてるんだろうこの人達は?

著者:立花

痴漢をしたという冤罪で全ての信用を失った少年・・ある程度物事を客観視する事が出来た少年は、たった一度の冤罪でここまで人は変わるのかと驚きを見せるが、それと同時に自身に対して罵詈雑言を浴びせたこの人達を助け続けたら、どうなるのかという事に興味を抱きそれを実行する。
だが何の結果も得られなかった少年は、それをやめ普通に生きる事を決める───────────

『ねぇ昔みたいに戻ってよお兄ちゃん!』
『何でそんな風になっちゃったの?』
『昔はそんな風じゃなかった!』

『うーん、ずっと前からこんな感じだったんだけどなぁ。戻ってと言われても、元々だから戻しようがない。』

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