庶民ばかり癒やしていたら、辺境伯のイケメン騎士団長に溺愛されていたようです

著者:重里

怪我や病気を治すことができるという『癒し手』の能力をもって生まれた公爵家の姉妹。
姉ラスティアと妹マリア。

しかしその力の使い方は違った。
ラスティアは王族や貴族にその力を使うのに対し、マリアは病気やケガに身分など関係ないと、貧民街に行っては治療行為を続けていた。
貴族を庶民とは違う優秀な人種だと考えている人達からは、マリアの庶民を治療するという貴族らしからぬ行為をよく思っていない者も少なくなかった。
その筆頭がラスティアである。

『こんな妹を持って恥ずかしい!』

姉から罵倒され続けていた。
そんな中、両親もマリアを疎ましく感じ始める。ついには縁談話を持を持ち出し、辺境の地へ追いやろうとした。だが、それもなかなか決まらない。
唯一縁談話を受けてくれたのがロマネス領の領主であり騎士団長のダルナスであった。
しかしダルナスには良くない噂があることを知っていたマリア。
結婚式当日、ダルナスと初めて会うマリアだったが、その予想は大いに裏切られ……?

軽いざまぁ有りのハッピーエンドのお話です。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー