惚れ薬からはじまる嘘の溺愛〜寡黙な旦那様に愛することはないと言われました〜

著者:楠木結衣

新婚初夜に、突然愛することはできないと告げられたアリス。
ずっと憧れていたアルフレッドから愛されず、傷心の日々を送っていた。
そんなある日、気分転換で立ち寄った魔女の店で「惚れ薬入りのクッキー」を偶然手に入れてしまう。

(きっと食べさせなかったことを後悔すると思う……!)

惚れ薬のクッキーを食べさせたその日から、めくるめく溺愛の日々が始まるのだった。

「アリス、食べて」
「アリスを胸のポケットに忍ばせて連れて行けたらいいのに」
「どうしよう、アリスが可愛いすぎる」

ことあるごとに甘い言葉でアリスを翻弄するアルフレッド。惚れ薬の効果だと分かってはいても、アリスは幸せな日々に浸っていた。
ところが、男爵令嬢が第二王子に怪しいクッキーを食べさせて骨抜きにしていたことが発覚。惚れ薬を使ったことに罪悪感に苛まれたアリスは、アルフレッドに離縁を申し出ることに──

惚れ薬から始まる二人の夫婦生活の行方は!?
真実を知ったアルフレッドがアリスにかけた言葉とは!?
すれ違いがすれ違いを呼ぶ、可愛い二人の溺愛ハッピーエンドストーリーです。

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