南総里見異聞録　～溺れたら、ご先祖様（？）の代わりに人生を送ることになりました。脳筋親父や政敵の義兄たちを制御して、戦国時代を生き抜きます～

【タイトル・あらすじ変更しました】２５歳の公務員、酒井政明は、海で溺れたDQN親子を助けようとして波に呑まれた。意識を失った彼は、不思議な空間で１人の男に出会う。その男の名は里見義重。戦国時代末期に房総里見氏の当主を務めた男だった。政明は現代で生き返るため、都合９回目になる義重の人生に臨むことになる。そんな彼の第１の目標は『自然死すること』だった。
　大酒飲みで、自分が７歳のとき、飲み過ぎが祟って、死ぬはずだった父親の義弘さんには節酒させた。最大の政敵になる（予定だ）だった義兄、義頼（義継）さんとの関係も順調だ。でも歴史が段々変わり始めてて、この先どうなるか予想が付かないよ！　だから、まずは『生きること』が大前提。……でも、せっかく戦国時代に転生したんだから、できることなら『天下統一』目指したいよね！
　ちゃっかりもらったチートを生かしてどこまでのし上がれるか、酒井政明＝里見義重、奮闘します。
※里見義弘・義頼兄弟説を採用しています。
※里見義重（梅王丸）の生年は1,568年で設定しています。