俺は『いざという時しか頼りにならない男』らしい

著者:鶏唐

揺籃の時は終わりを告げ真実は白日の下に晒された。
俺たちを愛し慈しみ護ってくれていた大人たちはもういない。
巣立ちの時がやって来たのだ。

「いざって事態が頻発したらそれもう常時頼りになる男と同じじゃね? 俺は訝しんだ」

そして俺たちは歩き出す――青き春の終わりを目指して。

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