公女フェリシティの生

著者:和執ユラ

※『シャーロット王女の死』の続編ですが、勢いで書いたおまけ的なものです。

 国を捨て、シャーロットという名前も捨て、魔術大国ファレルデイン帝国のアディレノン公爵家に養子入りし、公爵令嬢となったフェリシティ。彼女は恋人のエセルバートや新しい家族と共に穏やかな生活を送っていた。
 そんなある日、とある少女からの襲来を受ける。

「お初にお目にかかりますわ。モニーク・セヴァリーと申します」

 モニークは公爵夫人の姪で、エセルバートに恋をしているらしかった。

※R15は念のためです。

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