あなたのことはもう忘れることにします。
探さないでください。
そう置き手紙を残して妻セリーヌは姿を消した。
政略結婚で結ばれた公爵令嬢セリーヌと、公爵であるパトリック。
しかし婚姻の初夜で語られたのは「私は君を愛することができない」という夫パトリックの言葉。
それでも、いつかは穏やかな夫婦になれるとそう信じてきたのに。
よりにもよって妹マリアンネとの浮気現場を目撃してしまったセリーヌは。
泣き崩れ寝て転生前の記憶を夢に見た拍子に自分が生前日本人であったという意識が蘇り。
もう何もかも捨てて家出をする決意をするのです。
◾️感想の一人称問題を解決するために、少しだけ改稿しました。あと最後にも少し。(2023/11/26 17:30)
◾️たくさんの感想ありがとうございます。12月1日の夜から(昼間のお仕事終わってから)連載できるように今準備しています。よろしくお願いします。
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