俺さえいなければいいはずだった家族が壊れたようなので、義理の妹は引き取らせていただきます

著者:城野白

 俺――三条六郎はマッチングアプリで妹に“いいね”を送ってしまった。
 幸か不幸か、向こうは俺だと気がついていないらしいから会話を続けているが……。
 なんかあいつ、不登校になってるっぽくない?

 くしゃみというのは恐ろしいもので、私――三条悠羽は、兄とメッセージを送り会う関係になってしまった。
 運がいいことに、向こうは私だと気がついてないみたいだけど……。
 あいつ、なんで一人暮らしなんか始めたんだろ。

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