超長距離射程で全ての敵を呪殺できる最強呪術師の俺、理解のない仲間たちから『役立たず』として追放される。今度こそ俺を理解してくれる仲間たちとがんばるので、今さら戻りません。

ある日、所属するAランク冒険者パーティ【赤の宝珠】から、何もしてない無能として追放される。
パーティに起きた幸運が、実はすべてバリアンの呪術によって敵対者が倒れただけ……と彼らは理解していなかったのだ。

パーティを追い出されたバリアンは、途中でモンスターに襲われる一行を助ける。
そこには冒険者学園時代の友人ラヴィエルと、王国の第二王女セレスティアがいた。
「彼はバリアン。世界最強の呪術師です。腕はあたしが保証します、姫」
「これほど強大な呪術師がフリーに!? ぜひ我が王国に来ていただけませんか? もちろん超好待遇をお約束します!」

一方、バリアンがいなくなった【赤の宝珠】は、彼の呪術の恩恵を失ったことでパーティ崩壊へと向かっていく――。

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