伯爵令嬢として育ったマルファ。
しかし彼女が十六歳の誕生日に、彼女が実は赤ん坊の時に本物の伯爵令嬢と取り換えられただけの孤児だったと知る。
「仕方がない。出来る事をして生きて行こう。」
そこで伯爵家を出た彼女が最初に辿り着いた町、クラルティの新聞広告から見つけた職は、療養中のヤスミン・デジールの話し相手という仕事だった。
ただのマルファになってしまった彼女がその職に活路を見出して、デジール家のドアを叩けば、療養中のはずのヤスミン・デジールその人がドアを開けた。
何日も風呂に入っていない髭だらけの汚い男は、戦地で大怪我を負った英雄デジールその人であり、彼が欲していたのは結婚相手だった。
「君は若すぎるだろ!」
「若くたってお話相手にはなれます!」
2022/7/16 連休です
マルファとヤスミンのその後を二話ぐらい投稿します。
ネット小説大賞二次落ちましたが、一次通過という体験ができたのは皆様のお陰です!
2022/6/20 ヤスミンとマルファの結婚式です!数話投稿していきます!
【ネット小説大賞の一次通過しました!!】
2022/5/14 より皆様へのお礼を兼ねて数話投稿していきます!
【完結しています】2022/4/29より後日談を数話投稿していきます。
2022/5/5 後日談も終わりました!
レビュー