聖バレンテーヌの妥協

著者:伊賀海栗

 聖バレンテーヌの日。女性から愛を告げることのできる年に一度のイベントだ。
 高嶺の花との呼び声高い公爵令嬢リリアーヌは、今年こそはと勇気を振り絞ることにしていた。相手は子どもの頃からずっと好きだった王子様。
 一方、幼馴染のエミリアンは誰にチョコをあげるのかとリリアーヌのそばを離れない。
 そんな中、王子ユベールは仲間だけでピクニックに行こうと持ち掛ける。チョコを渡すには絶好のチャンスとなるはずが……。
 お姉様が抜け駆けしてるんですけど!?

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