婚約破棄されたうえ追放された伯爵令嬢ですが、魔族の王子を助けたら、魔王になったその子が婚約者と家族を断罪してくれました

婚約者から、妹のマリーユを愛してしまったから婚約を破棄すると告げられた夜。どこまでも私を追い詰めたいマリーユが、ナイフを持って私の部屋に来た。

殺される、と思いきや彼女は自分の腕を斬った。駆けつけた両親に、「お姉ちゃんがやったの!」と嘘泣きで自作自演したマリーユ。両親は私の話も聞かず、頭ごなしに怒って言った。「お前みたいな娘、もう家族ではない。出て行け」と。

その後前世での記憶が戻ってきた私は、ここが乙女ゲームの世界であることを知り、本来ゲームでは殺されてしまうはずの、魔族の王子を助けて悪役に刺される。

8年後目を覚ますと、助けた王子は魔王となって、私を溺愛。かつて私を追い詰めた婚約者と家族を断罪してくれるのだった。

3/22 タイトル変更しました。

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