聖女が追放を旅行と勘違いして受け入れたら、国は滅んだ。聖女は幸せになった。

著者:狭倉朏

「国を出て行け」
「あら、旅行ですか?」

国外追放を国外旅行と勘違いした結界の聖女ハンナ。
旅行に出立する直前、自分の代理の聖女ブリュンヒルト王女に、聖女の力がないことに気付いてしまった。
慌てて国に戻ろうとするハンナだったが、追放のお触れが出され、戻れない。

困り果てたハンナの前に隣国の商人ムーエスンが現れ、彼女を保護する。
隣国で不安な日々を過ごすハンナだったが、母国は滅んでしまう。
そんな彼女にムーエスンは優しく寄り添うのだが……。

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