カクヨムの小説一覧

　ウッドヴィル王国の魔導士団には、攻撃魔法に特化した黒魔導士と補助魔法や治癒魔法を担当する赤魔導士が存在する。 　クラウス・フィンレイは魔力量が膨大で採用されたものの、治癒魔法しか適性がないため、『色なし』と呼ばれ雑用と治療室の補助としてこき使われてきた。 　そして規定採用期間の五年を過ぎたクラウス....

ただの雇われ行商人。それが俺だった。 そんな俺が何の因果か勇者から恨みを買い、世界中から信仰を集める『女神教団』から魔王認定されてしまう。 ただの濡れ衣……だった。 魔王と認定された当時はただの一般人だったが、今の俺は『邪神の加護』を与えられてしまった。 人はそれを『魔王』と呼ぶ。 名実ともに魔王と....

ある日の夜、仕事から帰ってきたら玄関に美女が立っていて、いきなり 「突然ですが、私と結婚して下さい！」 と頭を下げてきた。　えっ！？　それは本気で言ってる？ 突然の事に困惑する俺だった。....

振られたと思ったら、溺愛されていたらしいです、はい。 初恋だった同級生の少女が、国民的アイドルになって、俺の元へと帰ってきたうえ、ぐいぐいアピールしてくる。 家も席も隣なんだが？！ ーー国民的アイドル・佐久杏子。 人気俳優との交際が噂されている彼女が、謝罪会見を開くという。 てっきり交際を認めるのか....

「大人になったら結婚しようね」非モテで冴えない陰キャの俺とそんな約束をして転校して行った幼馴染→同窓会で再開したら国民的アイドルになっていた件。汗汗汗汗....

兄は小学６年の頃から一つ年下の妹からウザい、キモイ、黙れ、死ねば良い等酷い事を言われてきた。 そのように言われるような事は何もしていないと思っている兄は、そんな妹によって心を削られていた。 兄は、見た目は中の上で偏差値５１の学校の高校１年生。 妹は、兄視点で見た目は良いが、性格は兄に対しては最悪の中....

無能力を理由に王都を追放された俺よりも、あいつの方が遥かに気がかりだ。 "勇者"であることを当然と思い、魔王を倒すのは俺だと言葉にすることがどれだけ危険なのか、まったく分かっていないんだろうな。 とはいえ、王都を去る時点で俺にできることはなくなった。 ……悪いな。 あとは自分自身で何とかしてくれ。....

高橋　刃には美少女の幼馴染､神崎　鉋が居た｡幼稚園の頃から一緒に居る彼は彼女に惚れていた。だが､とある事を切欠に脈無しである事を知ってしまう｡その事実に落ち込んでしまった彼は、とある少女と出会う。それが今の彼女、南原　遥である。彼女との過ごす日々が彼を癒していくが、彼は知らなかった。その裏で自分を巡....

西園寺千聖は学年一の美少女であり、天使である。 いや、それは表だけである。 隣の席になった、佐藤海斗はある日、千聖から告白されるのだった……。 しかし、海斗は「ごめん」と断るのだった。 その次の日、海斗は千聖から宣言されるのだった。 「ギャルゲーのヒロインより私の方がエロいし、可愛いし、おっぱいだっ....