鈴宮(すずみや)の小説一覧

小説家になろう

それの何がいけませんの?

 第二王子であるジェイデンはある日、兄ローガンが婚約を解消したこと、彼の元婚約者である聖女エルビナと婚約するよう告げられる。  可憐で美しく、慈愛の精神に満ちたエルビナ。聖女の鏡のような彼女と接するうちに、ジェイデンは強く惹かれていくように。 (兄上はどうして彼女を大事にしなかったんだろう?) ....
著者 : 鈴宮(すずみや)
小説家になろう

政略結婚のすゝめ

「政略結婚のお相手に、わたしなんていかがでしょう?」  公爵令嬢ミラからの通算五度目となる政略結婚の提案。  公爵令息ソルリヴァイこと『ソーちゃん』はイエスともノーとも言わぬまま、今日も踵を返してしまう。  ソーちゃんが不愛想なのはいつものこと。この六年間、政略結婚のメリットはしっかりと提示して....
著者 : 鈴宮(すずみや)
小説家になろう

褒めて、認めて、私を愛して

 ティアーシャ・フレンゼルは目立ちたがり屋で、承認欲求の塊のような公爵令嬢。類まれな美貌に加え、国一番の財力を持ち、美しい婚約者まで存在する。誰もが羨むステイタスを持ちながら、彼女の承認欲求は留まるところを知らない。  ある日、クラスメイト達の関心が己から離れつつあることを悟った彼女は、侯爵令息で....
著者 : 鈴宮(すずみや)
小説家になろう

ありがとう、あなたのその表情が見たかったの

 ローズとホーネットは浮気の末、略奪婚を果たした夫婦。しかし、それから十八年、ホーネットは外に女を作り外泊を繰り返している。  幸福とは言い難い結婚生活。  そんなローズの心の支えは、十七歳になる息子のマンティスだった。心優しく優秀なマンティスは彼女の自慢。息子を立派に育て上げるため、ローズは一人奮....
著者 : 鈴宮(すずみや)
小説家になろう

拝啓 隣国の皇太子様、溺愛演技が上手すぎです!

 ニコルはある日、王太子ネイサンから婚約破棄を告げられる。伯爵令嬢サブリナとの浮気が原因だ。 (あいつらを見返してやりたい!)  復讐のため、彼女は隣国の皇太子であり、留学生であるバルディヤに『恋人の振り』をしてもらうことに。  けれど、ただ恋人を装ってもらうはずが、バルディヤは人目を憚らずニコ....
著者 : 鈴宮(すずみや)
小説家になろう

わたし達の関係に未来はない

 義母と妹により、五十歳年上の子爵に嫁がされた令嬢サロメ。  しかし、夫との結婚生活は長くは続かず、彼女はたったの二年で未亡人に。  けれど、サロメが実家に戻ることは許されなかった。  夫の遺言に基づき、子爵家で肩身の狭い思いをしながら暮らし続ける日々。  このままではいけない――――己の居場所....
著者 : 鈴宮(すずみや)
小説家になろう

悲劇のヒロインぶるなと言われましたので

 やり返すことにいたしました。....
著者 : 鈴宮(すずみや)
小説家になろう

私の何がいけないんですか?

 王太子ヨナスの幼馴染兼女官であるエラは、結婚を焦り、夜会通いに明け暮れる十八歳。けれど、社交界デビューをして二年、ヨナス以外の誰も、エラをダンスへと誘ってくれない。 「私の何がいけないの?」  嘆く彼女に、ヨナスが「好きだ」と想いを告白。密かに彼を想っていたエラは舞い上がり、将来への期待に胸を....
著者 : 鈴宮(すずみや)
小説家になろう

『王太子の耳』だけど、黙ってばかりじゃいられません!

 リュシーは『王太子の耳』で働く若手女官。  二年前、王太子フェリクスの思い付きで作られたこの部署は、国民からの苦情や要望を受付ける仕事故に、職員が次々と辞めていくハードな職場。  埋まらない人員。事なかれ主義な上司。忙しさのあまり婚活もままならず、嫁き遅れも間近。  悶々とした想いを抱えつつ、今日....
著者 : 鈴宮(すずみや)
小説家になろう

病は気から

 キーテは病弱な伯爵令嬢。  ある日、姉のデルミーラと共に訪れた夜会で体調を崩した彼女は、エルベアトという侯爵令息に声を掛けられる。外出すらままならない自分を呪うキーテ。そんな彼女を優しく慰めるデルミーラを、集まった人々は天使のようだと称賛する。  翌日、そんな彼女の元に、エルベアトがお見舞いにや....
著者 : 鈴宮(すずみや)