鈴宮(すずみや)の小説一覧

小説家になろう

いい子にしていたって、神様はちっとも助けてくれないから

 子爵令息のレクターと結婚したシンシア。レクターの事業の失敗により、二人は経済的に困窮。しかし、肝心のレクターはシンシアに冷たく接するうえ、日夜浮気相手の元を渡り歩き、彼女のもとには帰ってこない。  あるとき、風邪をこじらせたシンシアは、己の命がここまでだということを悟ってしまう。 「いい子にして....
著者 : 鈴宮(すずみや)
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殿下は殿下の心のままになさってください。

(これ、前世でプレイした乙女ゲームの世界じゃない?)   婚約者で王太子のヴァージルとヒロインのカトレアが出会ったその瞬間、マチルダは唐突に前世の記憶を思い出した。  女性というのはふわふわしたタイプがモテるもの――――『恋愛の参考にするように』と無理やりプレイをさせられた乙女ゲームだったため、....
著者 : 鈴宮(すずみや)
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男には、やらねばならぬ時がある。

「レイラーニ・ロードデンドロン公爵令嬢! 私はお前との婚約を破棄する!」  夜会会場に響き渡る王太子シュタインの声。彼の隣には男爵令嬢イミティアが微笑んでいた。  また、優秀なレイラーニに対する鬱憤を晴らすために、彼は婚約破棄に加えて国外追放を宣言。  横暴で正当な理由の存在しない断罪劇に、卒業....
著者 : 鈴宮(すずみや)
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断食魔女と肉食神官~拾った子供が聖女に選ばれた魔女のお話~

 婚約者と親友が浮気の果てに妊娠し、婚約を破棄された前世を持つ魔女のジャンヌ。  前世のトラウマから、彼女は他者との関りを断ち、恋愛とは縁遠い生活を送っていた。  そんな中、彼女は森の入り口で親から捨てられてしまった赤子を見つける。保護してもらおうと神殿に連れて行くも、己の子供と疑われた挙句冷たく....
著者 : 鈴宮(すずみや)
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そんなことも分からないの?

 完璧と謳われる姉イザベルから「そんなことも分からないの?」と言われながら育った公爵令嬢イネス。  王太子妃となったイザベルの汚点とならないため完璧な結婚が求められていた彼女は、18歳になったある日、リオネル・オシャロア侯爵との結婚が決定した。  あくまでも姉の体面を保つための結婚だ。愛されるこ....
著者 : 鈴宮(すずみや)
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【連載版】断る――――前にもそう言ったはずだ

「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑....
著者 : 鈴宮(すずみや)
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断る――――前にもそう言ったはずだ

「寝室を分けませんか?」  結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。  周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。  けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。  他の人々に向けられる優しい言葉、笑....
著者 : 鈴宮(すずみや)
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独身貴族になりたいんです!〜毒姉回避のために偽装婚約を結んだ人形令嬢は、エリート騎士に溺愛される〜

※サブタイトル変更しました(旧題:それなのに、偽装婚約のお相手が甘すぎて、毎日翻弄されています)  伯爵令嬢ラルカ・ラプルペは王女エルミラに仕える十八歳の少女。人形のような愛らしい見た目をした彼女は、はじめ侍女として働いていたものの、やがてその能力が見出され、文官として働くことに。  けれど、ラ....
著者 : 鈴宮(すずみや)
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全力で愛を叫ばせろ!

「恨むなら、魅力のない自分自身を恨みなさい?」  伯爵令嬢アイナ・ラグエルはある日、義理の妹メアリーに己の婚約者を奪われてしまう。その上、昏睡状態の父親が残した遺書に『財産や家督の全てをメアリーに継がせる』と書かれていたことから、屋敷を追い出されてしまった。  愕然とするアイナ。そんな彼女のもと....
著者 : 鈴宮(すずみや)
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遅くなってごめん!

《結婚しよう》  そんな言葉とともに、クロシェットは恋人であるザックから魔物の湧き出る泉に置き去りにされた。魔王を倒したら迎えに来る――――そんな約束を胸に、クロシェットは泉を浄化し続ける。  それから二年、ザックが魔王を倒したという報がもたらされた。  彼との再会に胸を膨らませるクロシェット....
著者 : 鈴宮(すずみや)