まほりろ/若松咲良の小説一覧

小説家になろう

「妹の身代わりに殺戮の王子に嫁がされた王女。離宮の庭で妖精とじゃがいもを育ててたら、殿下の溺愛が始まりました」

 国王の愛人の娘であるヒロインは、母親の死後、王宮内で放置されていた。  食事は一日に一回、カビたパンや腐った果物、生のじゃがいもなどが届くだけだった。  しかしヒロインはそれでもなんとか暮らしていた。  ヒロインの母親は妖精の村の出身で、彼女には妖精がついていたのだ。  その妖精はヒロインに引き....
著者 : まほりろ/若松咲良
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【短編】「完璧な淑女と称される王太子妃は芋ジャージを着て農作業をする。 ギャップ萌え〜の効果で妖精王が釣れました。妻を放置していた王太子は失ってから初めて彼女の価値に気づき地団駄を踏む」

 アデリンダ・エーレンベルクは完璧な淑女と称されていた。  しかし王太子と結婚して一年、夫は浮気相手の元に入り浸り、彼女の寝室を訪れることはなかった。  そのためアデリンダは、「自分は女としての魅力にかけているのでは?」と思い悩んでいた。  アデリンダを心配した侍女が、彼女の自信を取り戻すために「王....
著者 : まほりろ/若松咲良
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【短編版】「継母と義妹に虐げられ使用人として働かされている私を助けてくれたのは、二人の精霊さんと一人の魔法使いさんでした」【連載版投稿開始しました】

 伯爵家の長女エラは父親の死後、継母と義妹に使用人同然の扱いを受けていた。  エラの部屋は薄暗い屋根裏、早朝から深夜まで継母と義妹にこき使われ、与えられる食事は硬いパンと薄いスープのみ。  亡き父と「義妹のアルゾンが素敵な男性と婚約するまでは家を出てはいけない」という約束を交わしているので、逃げ出す....
著者 : まほりろ/若松咲良
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【連載版】完結「継母と義妹に虐げられ使用人として働かされている私を助けてくれたのは、二人の精霊さんと一人の魔法使いさんでした」

 伯爵家の長女エラは父親の死後、継母と義妹に使用人同然の扱いを受けていた。  エラの部屋は薄暗い屋根裏、早朝から深夜まで継母と義妹にこき使われ、与えられる食事は硬いパンと薄いスープのみ。  亡き父と「義妹のアルゾンが素敵な男性と婚約するまでは家を出てはいけない」という約束を交わしているので、逃げ出す....
著者 : まほりろ/若松咲良
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【完結】「僕はただ『綺麗』と言っただけだった」

 僕は何も知らずに、兄の物を奪っていた。  両親の愛も、兄上が初恋の人から貰ったアメジストのブローチも、珍しい異国の金色の鳥も、王位も、そして兄の婚約者になるはずだった女性も……。  病弱な第二王子の後悔。 ※前中後編です。 【こんな人におすすめ】 ・切ない話が読みたい ・悲恋が好き ・シリアス....
著者 : まほりろ/若松咲良
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【続編投稿開始】「不治の病にかかった婚約者の為に危険を犯して不死鳥の葉を取ってきた辺境伯令嬢、枕元で王太子の手を握っていただけの公爵令嬢に負け婚約破棄される。王太子の病が再発したそうですが知りません」

【続編投稿開始しました】 「リシェル・ゼーマン辺境伯令嬢!  貴様は婚約者である僕の看病をそっちのけで、新米の兵士でも一週間あれば余裕で取れる不死鳥の葉を、一か月もかけてのろのろと取ってきたそうだな!  しかもキマイラやグリフォンやケルベロスの出る山を五つ越え、バジリスクの住む死の荒野を越え、|毒蠍....
著者 : まほりろ/若松咲良
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【完結】「不治の病にかかった婚約者の為に危険を犯して不死鳥の葉を取ってきた辺境伯令嬢、枕元で王太子の手を握っていただけの公爵令嬢に負け婚約破棄される。王太子の病が再発したそうですが知りません」

「リシェル・ゼーマン辺境伯令嬢!  貴様は婚約者である僕の看病をそっちのけで、新米の兵士でも一週間あれば余裕で取れる不死鳥の葉を、一か月もかけてのろのろと取ってきたそうだな!  しかもキマイラやグリフォンやケルベロスの出る山を五つ越え、バジリスクの住む死の荒野を越え、|毒蠍《どくさそり》の出現する砂....
著者 : まほりろ/若松咲良
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【完結】連載版「聖女として召喚された女子高生、イケメン王子に散々利用されて捨てられる。傷心の彼女を拾ってくれたのは心優しい木こりでした」

 かつて愛した人はもうこの世界にはいない。  彼女は神によって連れ去られ、俺と過ごした記憶も消されてしまった。  愛する妻が消えて二年。  奇跡はクリスマスイブに起こる。 ※王子へのざまぁがほしい、続きが読みたいという感想をいただいたので、二章を書いてみました。 【こんな人におすすめ】 ・ざまぁ....
著者 : まほりろ/若松咲良
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【完結】「『卒業パーティでの婚約破棄禁止!』と注意書きのあるパーティで、婚約破棄する奴なんていないだろう……と思ってたら、俺の婚約者が『あなたとの婚約を破棄するわ!』と叫んでいた」

「早まるな! 君はまだ若い! 婚約破棄の重みを分かってない!」 「『貴様との婚約を破棄する!』その一言で人生が台無しに……!」 「婚約は家と家との結びつき、学生が安易な考えと一時の感情で勝手に破棄しないように!」 「卒業パーティで婚約破棄した卒業生Aさんの転落人生。 『学生時代イケイケだったのに、卒....
著者 : まほりろ/若松咲良
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【完結】「ゲスな婚約者と、姉の婚約者に手を出す節操のない妹を切り捨てたら、元クラスメイトの貴公子に溺愛されました」

 私の婚約者は少しアホで、ちょっと愚かで、ほんのり|傍若無人《ぼうじゃくぶじん》で、時おり|暴虐非道《ぼうぎゃくひどう》だ。  婚約者との顔合わせの日彼に最初に言われた言葉は、 「枯葉みたいに茶色い髪に黒檀のような黒い目の地味な女が僕の婚約者なんて最悪だ。  だが亡きお祖父様が結んだ婚約だから、お....
著者 : まほりろ/若松咲良