「妹の身代わりに殺戮の王子に嫁がされた王女。離宮の庭で妖精とじゃがいもを育ててたら、殿下の溺愛が始まりました」

 国王の愛人の娘であるヒロインは、母親の死後、王宮内で放置されていた。
 食事は一日に一回、カビたパンや腐った果物、生のじゃがいもなどが届くだけだった。

 しかしヒロインはそれでもなんとか暮らしていた。
 ヒロインの母親は妖精の村の出身で、彼女には妖精がついていたのだ。
 その妖精はヒロインに引き継がれ、彼女に加護の力を与えてくれていた。

 ある日、数年ぶりに国王に呼び出されたヒロインは、異母妹の代わりに殺戮の王子と二つ名のある隣国の王太子に嫁ぐことになり……。

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