君を守れる、幸せを
各属性を極めし帝、その上に位置する者、零帝。
その彼が、突如、姿を消した。
捜索するも尻尾すら掴めず、半年もの月日が流れたある日……彼は、学園の前に、立っていた。
これは、学園を通して紡がれる絆の話。
無色だった少年に、色がどんどん加わっていく、そんなお話。
彼が抱える事情は重く、世界を左右する。
それでも彼は、見捨てたくなかった。
自身の幸せへの道のりを。
自分勝手な考えであったとしても、ギリギリまでは粘りたい。
せめて、自分が何の為に生まれ、そして生きて来たのかを知りたい。
切実な願いは、叶うのか。
それとも、時間切れが先か。
彼を取り巻く世界とは、どのように変化するのだろうか。
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※この作品は、男装女子との恋愛となっております。苦手な方はご遠慮ください。
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