最高ランクの御曹司との甘い生活にすっかりハマってます
ホテルマンとして、大好きなあなたと、毎日一緒に仕事が出来ることに幸せを感じていた。 あなたは、グレースホテル東京の総支配人。 今や、世界中に点在する最高級ホテルの創始者の孫。 つまりは、最高ランクの御曹司。 おまけに、容姿端麗、頭脳明晰。 総支配人と、同じホテルで働く、地味で大人しめのコンシェルジュの私とは、明らかに身分違い。 私は、ただ、あなたを遠くから見つめているだけで良かったのに… それなのに、突然、あなたから頼まれた、偽装結婚の相手役。 こんな私に、どうしてそんなことを? 『なぜ普通以下なんて、自分をさげすむんだ。一花は…そんなに…可愛いのに…』 そう言って、私を抱きしめるのはなぜ? 告白されたわけじゃないのに、気がづけば、一緒に住むことになって… 『髪、アップにしたんだな、とても良く似合うよ』 髪型を変えたら、すぐに気づいて、さりげなく褒めてくれたり… 仕事では見ることが出来ない、私だけに向けられる、その笑顔と優しさ、そして、あなたの甘い囁きに、毎日、胸がキュンキュンしてしまう。 親友からのキツい言葉に深く傷ついたり、ホテルに長期滞在しているお客様や、同僚からのアプローチにも翻弄されて… 私、一体、この先、どうなっていくのかな?
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