一目惚れした清楚美少女が昔フッて泣かせた地味幼馴染だった件。~今更告白したってもう遅い――――と思っていませんか?告白したいならお好きにどうぞ?~

著者:もちづき

 夏の日。
 青山凪月(あおやまなつき)は好みドストライクの美少女・篠崎聖良(しのざきせいら)をナンパした。 
 経過は良好。楽しくお茶して、街を回って、いい雰囲気だ。
 これなら人生初の彼女が出来る日も近いかも!?
 しかし、
「は? おまえ、あの聖良……なのか?」
「はい、そうですよ。気がつきませんでしたか?」
 ウソだろ……?
 俺はかつて告白をフッてやってから疎遠になっていた幼馴染をナンパし、あろうことか恋してしまったらしい。
「昔はあんなにすげなくフッた癖に……もしかして、好きになっちゃいましたか? 私のこと」
「告白しちゃってもいいんですよ? まぁ、どんな返事が貰えるかは分かりませんが。くすくす」
 最悪の再会。
 握られたのは惚れた弱み。
 昔、彼女に酷いことを言った。罪悪感。
 まもなく俺の高校に転校してきた聖良は、なぜか俺に絡み続け、時にえっちに迫っては告白を求めてくる。
 聖良は一体何を考えているんだ!? 
 俺はただ、夏休みを一緒に過ごす彼女が欲しかっただけなのに。
 これは過去の因縁から始まっていた、復讐と一途な初恋の青春ラブコメディ。…続きを読む

一目惚れした清楚美少女が昔フッて泣かせた地味幼馴染だった件。~今更告白したってもう遅い――――と思っていませんか?告白したいならお好きにどうぞ?~のページへ

レビュー