近距離交際〜家族以上恋人未満の2人の美少女幼馴染に俺は夏祭りにキスされた。

【これは盲愛か? 不純か? 三人の”特別”な夏が始まる――】
都心から離れたとある田舎町。
城戸海里(きどかいり)には二人の幼馴染がいた。
小悪魔でノリがいい倉乃朝陽(くらのあさひ)
清楚でちょっと人見知りな白雪結都(しらゆきゆと)
いずれも田舎では有名な美少女。
幼い頃から三人一緒で、家族のように近いけど、恋人ではない、家族以上恋人未満の関係――。
夏休み初日に毎年行われる田舎の祭り。今年も三人で楽しく終わるはずだった。
 祭りのメインイベントである花火を見る海里は突然、幼馴染二人に”キス”をされた。
「選べないなら両方でいいんじゃない?」
「三人の方がもっと楽しい」
 同意の三角関係
 さらに夏休みの間、三人の親は旅行に行っており、三角関係を止めるものは誰もいない。
「この夏で、もっと海(かい)くんのこと好きになっちゃうよ」
「この夏で、もっと海(うみ)くんと近づきたい」
「俺は、俺は――」
 三人の特別な夏が今、始まろうとしていた――
*夏休みメインのお話なので、休みが終わる日が最終話ということになります。…続きを読む

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