デバフ極めてたら、何もしていないと勘違いされてパーティーを追放されました〜え?俺が抜けた途端にモンスターが滅茶苦茶強くなった?戻ってこい?もう遅い。俺は新たなパーティーで真価を認められたので〜

著者:taki

「アレン。今日限りでお前をこのパーティーから追放する」
「はっはっはっ!!面白い冗談だな!」
「冗談じゃないぞ」
「は?」
デバフ魔法を極めていたアレンはある日、パーティーメンバーに何もしていないお荷物だと勘違いされて追放されてしまう。
「ソロのクエストは実入りが悪いんだよな…ん?」
「おいアレン!追放されたってマジかよ!!それなら俺たちのところに来い!!」
途方に暮れていると、ライバルパーティーからスカウトを受ける。
「俺でいいなら、よろしく頼む」
「おう!!活躍を期待してるぜ!!」
新たな居場所を手に入れたアレンは、デバフ魔法使いとしての力を存分に発揮し、仲間たちを引かせてしまう。
「え…?モンスターと全然遭遇しないんだが…?」
「ああ、それなら俺がここら全域にデバフ魔法使って近づく前に殺してるからだぞ」
「「「は…?」」」
「ん?俺何かおかしな事言ったか?」
自分の有能さを自覚していないアレンは、知らず知らずのうちに無双してしまう。…続きを読む

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