ずっと片思いしてる幼馴染がうちに居候することになった

著者:石田灯葉

 南畑 芽衣《なんばた めい》は、気遣い屋で男女問わず学年中から親しまれ、人気のある女子。
 そんな芽衣と両親同士が親友という縁で幼馴染の諏訪 勘太郎《すわ かんたろう》は、ずっと芽衣に想いを寄せている。
 長年かけて培って来た関係性を大事にする勘太郎。
 だが、告白を決意したある日、芽衣が勘太郎の家に居候することを聞かされる。
 なんと、海外に転勤することになった両親に対して、日本の高校に残りたい芽衣が『勘太郎とは今さら何も無いから大丈夫』と諏訪家への居候を説得したとのことだった。
「あれ、片思いの相手との同居は嬉しいけど、それってつまり『勘太郎とは何も無い』という約束を絶対に破れないということでは……?」
 芽衣との同居生活は「天国」か、それとも「生き地獄」か?
 気遣い屋でほんのりツンデレな幼馴染とのじれじれ同居系の平和なラブコメ。
 毎日23時更新予定です。…続きを読む

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