ライトノベルの小説一覧

小説家になろう

変な婚約破棄

「うーん、美味い! このローストビーフ絶品だよ! 君も食べてごらんよ」 「もう、ウィル、あまりがっつかないでよ。恥ずかしいわね」  今日は婚約者のウィルと二人で、名門ボールドウィン侯爵家が主催の夜会に来ていた。  周りの人たちは、皆貴族らしく厳かに時を過ごしているというのに、ウィルは今日も体面なん....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

映画館で偶然隣の席になった二十代中盤くらいの同年代の美女と仲良くなり、そろそろ告白しようと思った最中、その美女が女子高生だということが発覚した!?

「映画凄い面白かったですね!」 「え?」  映画館で偶然隣の席になった、二十代中盤くらいの同年代の美女から声を掛けられた俺。  これをキッカケに俺と美女は仲良くなり、毎週末一緒に映画を観に行くような間柄になった。  彼女の名前は三奈戸伊織さんといった。  三奈戸さんは見た目の割に子どもっぽい一面も....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

「私がイジメだと感じたらイジメなんです!」と男爵令嬢

「セルマ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「「「――!!」」」  貴族学園の教室に入った途端浴びせられた、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるロバート殿下からの台詞に、私は思わず言葉を失った。 「あ、朝からタチの悪いご冗談はおやめください殿下。みなさん困惑されているでは....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

幼馴染の前で、時間が止まったフリをしたら……!?

「アハハ、何これー!」 「ん?」  今日も用事もないのに、何故か俺の部屋でゴロゴロしている幼馴染の沙也が、唐突に大笑いした。 「何だ? 何か面白いもんでもあったか?」 「これこれ、見てよ功輔!」  沙也に差し出されたスマホの画面を見ると、そこには時間を止める能力を手に入れた男が、女性にあれこれ....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

「タンク役はいらん!」と王太子のパーティーを追放された挙句婚約破棄された公爵令嬢は、ボッチ魔法使いと二人でダンジョンを踏破する

「セレナ、ただ今をもって君との婚約を破棄し、君を我がパーティーから追放する!」 「――!」  冒険者たちでごった返している、朝のダンジョンの入り口前。  そこでわたくしは、婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるレックス殿下から、唐突にそう告げられました。 「あ、朝からご冗談はおやめくだ....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

彼女に振られ自暴自棄になった俺は、車に轢かれそうになっていた美少女を突き飛ばして代わりに轢かれました 〜恩返しがあるなんて聞いてない〜

「好きな人ができたから別れてほしいんだけど」 俺は幼馴染でもあり彼女でもある芳野純花(よしのすみか)から、ファミレスで突然別れを切り出された。 「俺に何か悪いところがあったのか?」 「悪いところが無いのが悪いところかしらね」 俺のことが好きではなくなった理由を聞いても全く納得できないが、純花は....
著者 : 穂村大樹
小説家になろう

クラス一の美少女に、「はい」か「いいえ」で答えられる質問を4回だけして、好きな人を当てるゲーム

「ねえねえ、星凪さんはさ、好きな人いないの?」 「え? す、好きな人?」 「「「――!!」」」  とある昼休み。  ゴシップ好きで有名な黒川さんが、星凪さんに唐突にそう尋ねた。  その瞬間、クラス中の男子から息を吞む気配がした。  さもありなん。  星凪さんはクラス一の美少女で、大半の男子は星凪さ....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

「エリシア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 と宣言した直後に、殿下が毒殺された!? いったい犯人は……!?

「エリシア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「――!」  貴族学園内で開かれている、ダンスパーティーの最中。  私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるナイトハルト殿下が、唐突にそう宣言した。  そ、そんな……! 「このような場でご冗談はおやめください殿下。みなさん困惑され....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

『自分に関するクイズを出し合う』というレクレーションをクラスで催したところ、氷の女王の異名を持つ雪村さんが、俺のクイズだけ異様に正解してくる!?

 俺がこの高校に入部して、早や二ヶ月。  そろそろみんながどれくらい親しくなったか確かめるためと言って、担任の先生が、『一人三問、自分に関するクイズをみんなで出し合う』というレクレーションを開いたのだが、俺のように未だに友達が一人もいないボッチ男には、ハッキリ言って拷問以外の何物でもない。  そんな....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

壁の落書きを理由に婚約破棄された悪役令嬢

「ジュリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「……!」  貴族学園のとある放課後の教室。  各々が帰り支度をしていると、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるダリル殿下が、唐突にそう宣言した。 「……どういうことでしょうか殿下? 随分急な話でビックリしてしまいましたわ。私....
著者 : 間咲正樹