結婚の小説一覧

小説家になろう

10年間の結婚生活を忘れました ~ドーラとレクス~

 ドーラは金で買われたも同然の妻だった――  レクスとの結婚が決まった際「ドーラ、すまない。本当にすまない。不甲斐ない父を許せとは言わん。だが、我が家を助けると思ってゼーマン伯爵家に嫁いでくれ。頼む。この通りだ」と自分に頭を下げた実父の姿を見て、ドーラは自分の人生を諦めた。齢17歳にしてだ。  ※....
著者 : 緑谷めい
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喋れない悲運の男爵令嬢は商人の家に身売り同然で嫁がされるが、ポジティブすぎてなんやかんやあって幸せになりましたとさ

 母が私に呪いをかけた。 「アラーラ。貴方は一切喋らないで。せめて結婚するまではおとなしくしていなさい」  それは私が十歳の時だった。 両親が死に、代わりに領主代行を務めていたアラーラはずっと言葉と行動を封じられ、陰気な女だと言われていた。 だが突然結婚すると決めた兄によって商人の家に嫁がされてし....
著者 : てんつぶ
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え? 私がぽっちゃり公爵の嫁になるんですか?

貧乏伯爵家の四女であるルクシーダは、ある日親に嫁入り先の決定を告げられる。だがそれはなんと、王国の二大公爵家の一つ、傍系王族であるゼークセルン家への嫁入りだったのだ。え? 貧乏伯爵家の四女が公爵夫人になるなんて無理じゃ無い? と驚くルクシーダだったが、そのお相手であるエルイード公子は、どうやら曰くの....
著者 : 宮前葵
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初恋相手との結婚で地獄をみたご令嬢は悪妻になりたくて奮闘する

 初恋の幼馴染との結婚式の日。彼は見た事も無い冷たく恐ろしい顔で私に告げた。  血筋は良いのに面倒な後ろ盾がない、だからお前を買った。興味は無いから好きに暮らせばいい。  後悔したけれど、窮乏した実家の支援が条件だから今さら離婚することも出来ない。 しかしどうやら、お金も好きに使えて、恋人を作....
著者 : 大森都加沙
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浮気をした王太子が、真実を見つけた後の十日間

婚姻式の当日に出会った侍女を、俺は側に置いていた。浮気と言われても仕方がない。ズレてしまった何かを、どう戻していいかが分からない。声には出せず「助けてくれ」と願う日々。 そんな中、風邪を引いたことがきっかけで、俺は自分が掴むべき手を見つけた。その掴むべき手……王太子妃であり妻であるマルティエナに、....
著者 : 田尾風香
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あぁ、憧れのドアマットヒロイン

 バルサン伯爵家令嬢ヴィクトリアは、何を隠そう恋愛小説フリークである。  彼女はまだ10歳なのだが、年の離れた従姉の影響を受け、8歳の頃から恋愛小説漬けの日々を送ってきた。そのヴィクトリアが最近もっともハマっているのが【ドアマットからの溺愛】という流れのストーリーだ。ヒロインに感情移入しまくりながら....
著者 : 緑谷めい
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わたし、悪役令嬢に転生しました。って島流しエンドを迎えたあとってなんです? 詰んだぁ〜……と思いきや結婚を控えた辺境伯に拾ってもらいました。あれ? でもその婚約者、何かおかしくないですか?

「詰んだぁ〜……」 ある日、島流しにあった際に頭を打ったことで前世の記憶を取り戻した『わたし』。 わたしは自分が今まで、乙女ゲーム『フォーエバープリンス』に出てくる悪役令嬢・ブリエノーラの人生を歩んでいたことを知ります。しかし既にテコ入れなど不可能な島流しエンド後だとわかり、詰んだと絶望するの....
著者 : もえかすのトマト
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え? 今更迎えに来たのですか? 貴方が私を捨てたのは5年も前ですが。

え? 今更私を迎えに来たのですか? 貴方が私を捨てたのは5年も前ですが。 今更迎えに来た王子と、今更迎えに来られても困る元公爵令嬢のお話。 ※頭をからっぽにお楽しみください。(●´ω`●)....
著者 : かのん
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先生に勉強を教えてやってくれって言われて、3時間程教えたら離婚する羽目になってしまいました。

3時間程勉強を教えて、その後目が合うと会釈する程度の関係の人に卒業パーティーで愛を乞われた。 すでに婚約者がいるユーミナはお断りする。 それなのに、結婚式にも現れて結婚に意義を申し立てられてしまう。 ....
著者 : 瀬崎遊
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裏切られ捨てられた竜騎士は天使な美少女に恋をする〜ねぇ、これって運命の恋だと思わない?〜

今日こそ婚約者に求婚しようと、王宮の庭園の片隅で婚約指輪を片手に練習していたテオドールは、突然現れた美少女に大切な婚約指輪を奪われてしまう。 だが、指輪を取り返すべく少女を追いかけた先で見たのは、求婚しようとした相手の生々しい浮気現場だった。 言葉もなく立ち尽くすテオドールだったが、婚約者と浮気....
著者 : しましまにゃんこ