小説家になろう 私が男爵令嬢をイジメているという理由で婚約破棄宣言したものの、徐々に「あれ、これ、男爵令嬢に騙されたんじゃね?」となったけど今更後に引けなくなってる王太子殿下哀れだわ 「ジュリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「……!」 煌びやかな夜会の最中、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるダリル殿下が、唐突にそう宣言した。 ……やれやれ。 「どういうことでしょうか殿下? 私たちの婚約は、国が決めた重要な政略結婚です。殿下の一存でそう簡単に.... 著者 : 間咲正樹 2023.03.23 小説家になろう
小説家になろう 美女と一週間一つ屋根の下で生活して、惚れなかったら十万円貰える……だと……!? 一人暮らしをしている男子大学生の戸塚(とづか)は、ある日道端でテレビ局のディレクターだと名乗る男から声を掛けられる。 何でも男は、『サキュバス女子VS鉄壁男子』という番組のキャストをスカウトしているとのことだった。 サキュバス女子VS鉄壁男子とは、無作為に選ばれた二名の男女が一週間一つ屋根の下で暮ら.... 著者 : 間咲正樹 2023.03.18 小説家になろう
小説家になろう 結婚初日に「君を愛することはない」と言った旦那様が、その直後テレパシーで『というのは嘘で、俺は君のことを心の底から愛している』と言ってきた!? 「シャルロッテ、俺が君を愛することはない。そのつもりでいてくれ」 「……はい。承知いたしました」 数え切れないほどの使用人たちに囲まれる中、今日から夫となるラインハルト様に、氷のように冷たい眼でそう言われた。 半ば予想していたこととはいえ、面と向かって言われると心に鉛を付けられたような感覚にな.... 著者 : 間咲正樹 2023.03.11 小説家になろう
小説家になろう 「せっかくだから僕も愛人を作りたいんだけど、いいかな?」と婚約者に訊かれたんだけど、せっかくだから、とは? 「でね、三位決定戦で僕は圧勝して、見事三位入賞を果たしたというわけさ!」 「へえ」 婚約者であるジェフとの、二人だけの茶会の席。 いつもながらのジェフのつまらない自慢話に、適当に相槌を打つ。 大した実力者も出場していない、内輪だけのフェンシング大会で三位になったくらいで、どうしてそこまでドヤ.... 著者 : 間咲正樹 2023.02.22 小説家になろう
小説家になろう 無実の罪を着せられ婚約破棄されたクラウディア・ヴィヴィアーニは婚約者に手袋を投げつける 「クラウディア・ヴィヴィアーニ、ただ今をもって、キミとの婚約を破棄する!」 「――!」 国中の貴族が集う煌びやかな夜会の最中。 公爵令嬢のクラウディアは、婚約者であり王太子殿下でもあるアレッシオから、唐突にそう宣言された。 アレッシオはクラウディアが男爵令嬢のロレッタを階段から突き落としたこ.... 著者 : 間咲正樹 2023.02.08 小説家になろう
小説家になろう 【氷の女王】と呼ばれる剣道日本一の超絶美少女が、俺と稽古する時だけ全力で殺しに来るんだが何でだ? ウチの剣道部には、インターハイ女王になった超絶美少女剣士がいる。 他の部員達にはそうでもないんだけど、俺と稽古する時だけ殺気剥き出しでフルボッコにしてくる。 なぜだ? 解せぬ。 ※クールな美少女剣士が、デレッデレになるまでのラブコメ短編です.... 著者 : 詩田門 文/すぎモン 2023.02.03 小説家になろう
小説家になろう 陰で『氷の女王』と呼ばれている憧れの上司が、リモート会議で誤ってカメラをオンにしてしまい自宅が画面に映ってしまったのだが、部屋の壁一面に俺の写真が貼られていた……!? 狭霧課長は28歳という若さで課長に就任した才媛で、常に冷静沈着な態度と、女王様を彷彿とさせる美しい容姿から、陰で『氷の女王』と呼ばれている俺の憧れの上司だ。 狭霧課長に認められたいがために、日々の仕事を頑張っていると言っても過言ではない。 ――そんなある日のこと。 定例のリモート会議で、いつもはオフ.... 著者 : 間咲正樹 2023.01.20 小説家になろう
小説家になろう 陰で『氷の女王』と呼ばれている憧れの上司が、リモート会議で誤ってカメラをオンにしてしまい自宅が画面に映ってしまったのだが、部屋の壁一面に俺の写真が貼られていた……!? 狭霧課長は28歳という若さで課長に就任した才媛で、常に冷静沈着な態度と、女王様を彷彿とさせる美しい容姿から、陰で『氷の女王』と呼ばれている俺の憧れの上司だ。 狭霧課長に認められたいがために、日々の仕事を頑張っていると言っても過言ではない。 ――そんなある日のこと。 定例のリモート会議で、いつもはオフ.... 著者 : 間咲正樹 2023.01.20 小説家になろう
小説家になろう 当て馬キャラ推しの私は、当て馬になってしまった侯爵令息を全力で慰めます! 貴族学園のとある放課後。 侯爵令息のレスター様が、男爵令嬢のクレアさんにプロポーズする現場を偶然目撃してしまった私。 だがそこに、「ちょっと待ったぁ!!」と怒鳴り声を上げて乱入してきた男性が――。 それは公爵令息にして我が学園の生徒会長でもある、通称『暴君』ブラッド様。 ブラッド様もクレアさんのこと.... 著者 : 間咲正樹 2023.01.13 小説家になろう
小説家になろう 義理の妹と二人で初詣に出掛けたら 「お兄ちゃん」 「ん? ――!」 おもむろに俺の部屋に入って来た祐実(ゆみ)を見て、思わず息を吞んだ。 祐実は青を基調にした花柄の振袖を着ており、普段は下ろしている髪をアップにしていたのだ。 艶めかしいうなじが覗き、得も言われぬ背徳感がよぎる。 「どうしたんだよその格好」 「……お兄ちゃん.... 著者 : 間咲正樹 2023.01.06 小説家になろう