微ざまぁの小説一覧

小説家になろう

「それって、保険金殺人の話ですか?」と彼女は言った

「そうだ、聞いてくれよ。うちの嫁さん、最低なんだ。生まれたのが双子だからって、全然家事をしなくなったんだよ。部屋の隅に埃溜まってるし、食事は総菜。今着てるこのシャツなんかもさ、俺がクリーニング出したんだぜ。やってらんないよ」  混んだ社食で相席になった営業主任が、愚痴っている。その妻は、今は休んでい....
著者 : 紀伊章
小説家になろう

「あなたを愛することはない」はずだったのに~予想外の事もきちんと考えておきましょう~

ラシェル王国の公爵令嬢であるクリスティン・ウェザースは、もうすぐ十九歳になる。 半年ほど前にラシェル王国の王太子アダムと『卒業を祝う夜会』で婚約を解消した。 そして、今日、この国ノストリート皇国の冷徹公爵と呼ばれるエリオット・マルドナードと結婚式を挙げた。 今は初夜と呼ばれる時間。 クリスティン....
著者 : 塙瑶花
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子爵令嬢ココの白い結婚

子爵令嬢ココ・ペンリーは、侯爵令息のルードルフから突然の結婚を申し込まれる。 しかし、彼にはある思惑があって… サクッと読める短編です。 初投稿ですが応援よろしくお願いします! ※ルードルフのその後、書きあがりました! 《侯爵令息ルードルフの慌ただしい1日》もしよかったらご覧下さい!....
著者 : 百日紅
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伯爵夫人ですが、夫が「派手な女と遊んでいた」とスキャンダルを報じられましたが、すみません、その“派手な女”は私なんです

伯爵夫人エルザは“氷の夫人”の異名を持つ上品な美女であり、議員を務める夫ルイスと共に穏やかに暮らしていた。 しかしそんなある日、スキャンダルが新聞で報じられてしまう。 夫ルイスが、酒場で“派手な女”と幾度も逢瀬を交わしていたというのである。 ファンも多い貴族夫婦のスキャンダルに世間は飛びつく。 一....
著者 : エタメタノール
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家を追い出されて自由になった、腹黒令嬢の新しい生き方

子爵令嬢ローナは腹黒い。 ある日、お金のために婚約していたことを妹にばらされ、婚約破棄され家まで追い出されてしまう。 しかしローナはめげなかった。 居心地の悪いあの家を出て自由になったと喜び、自分を可愛がってくれていた恩師が経営している魔導具店で住み込みで働くことにする。 そこでも〝いい子〟を....
著者 : 結生まひろ@2/19拝啓騎士様
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モブに転生したので本編から逸脱しようとがむしゃらに頑張っていたら、まるでヒロインのように全ての出来事の中心にいるんですが

目覚めると、乙女ゲームの世界に転生していた。 うろ覚えなストーリーだけど、私ことカッサンドラは、悪役令嬢にいいように使い捨てにされて死ぬモブキャラだ。 死を回避するには、本編から逸脱するしかない。 女たちのマウンティングが繰り広げられる聖女学園ではなく、騎士を目指す士官学園に入学することで運命を変え....
著者 : もーりんもも
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【11/10書籍発売】疲労困憊の子爵サーシャは失踪する 〜家出先で次期辺境伯が構ってきて困るのですが!【本編完結済み】

【コミカライズ企画進行中!】  九歳の頃に父母を亡くし、子爵家の最後の跡取りとして残された一人娘のサーシャ=サルヴェニアには、子どもとしての自由な時間は少なかった。  子どもとして――というより、人としての余暇が少なかった。  子爵代理の叔父は、サーシャに事務を丸投げ。家令もそれに賛同する始末。 ....
著者 : 黒猫かりん@「訳あり伯爵様」コミカライズ開始
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貴方は、ツギハギ令嬢の私の手を取った

 貧乏子爵家の次女のクリスティナ=スミスンは、王城の舞踏会が開かれるホールの前で、突然男性に声をかけられた。 「宜しければ私にエスコートをさせて頂けませんか?」と。  その人は見上げるほど背が高く、均整のとれた立派な体躯をしていて、その上には、恐ろしく整った顔があった。  彼は今この国で一番の人気の....
著者 : 悠木 源基
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駅のホームから飛び込み自殺を図った女性を助けたら、かつて俺を捨てて別の男に乗り換えた幼馴染でした。おや、だいぶボロボロの様だが……。

夏休みに東京から故郷に帰って来た大学生、小塚原栄。帰りの電車を待つホームで、飛び込み自殺を図ろうとした女性を助ける。なんと、その女性はかつて栄を捨てて、別の男に乗り換えた結果、落ちぶれてしまった幼馴染で……。 ※本作の挿絵は画像生成AI「NovelAI」で作成したものです。 2024年2月18日....
著者 : 九十九BARRACUDA
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姉に婚約者を奪われたスペアの聖女ですが、捨てられた先で政略結婚の旦那様から溺愛されています

「聖女の仕事を双子の姉に押し付け、他の男に色目を使っている君との婚約は破棄する!」 そう言われて、子爵令嬢のモカは〝呪われた騎士団〟と呼ばれている辺境騎士団団長に嫁ぐことになった。 しかし本当は逆で、姉がモカに聖女の仕事を押し付けていた。 寝る間もなく働いて倒れる寸前だったモカは、このきつい仕....
著者 : 結生まひろ@2/19拝啓騎士様