婚約破棄を受け入れたのは、この日の為に準備していたからです

著者:天宮有

 子爵令嬢の私シーラは、伯爵令息レヴォクに婚約破棄を言い渡されてしまう。
 レヴォクは私の妹ソフィーを好きになったみたいだけど、それは前から知っていた。
 知っていて、許せなかったからこそ――私はこの日の為に準備していた。
 私は婚約破棄を言い渡されてしまうけど、すぐに受け入れる。
 そして――レヴォクの後悔が、始まろうとしていた。

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