君に最高のバッドエンドを~NTRビデオレターが送られて来たから、折角だし結婚披露宴で上映してみた~
レビュー(1件)
俺には将来を誓い合った恋人がいる。
だが……ある日、一通のビデオレターが送られて来た。
そのビデオによって、彼女が“アイツ”と浮気をしていて、更にはその身に二人の愛の結晶を宿している事を知った。
だから俺は“敢えて”彼女にプロポーズする事にした。
さあ、一緒に最高のエンディングを迎えよう。
※この作品には残酷な描写、胸糞展開が含まれております。苦手な方はご注意下さい。
また、作中に行われる行為の中には法に触れる可能性のある行為も含まれておりますので、真似を……するわけ無いと思いますが、決して真似をしないようにお願いいたします。
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レビュー
大井光臣と小池真桜は幼馴染で家同士が家族ぐるみの付き合いをしていることもあり、光臣は真桜にプロポーズをする。
しかし間男から自分宛に送られてきたDVDの存在により、真桜が教師である間男と高校時代から関係を持ち、間男の子を宿していることを知っていた。
光臣は披露宴の席で彼女への復讐を始めるのだが――というストーリー。
短編でありながら、
『なぜ間男が光臣にハメ撮りDVDを送るという、ややもすると自らの首を絞めかねない行動に出たのか?』
という謎を読み手に呈示させることで
『匿名掲示板、あるいはいらすとやの絵でYouTubeの動画にした”嫁と間男の目論見を見抜いた男が嫁と間男を社会的に抹殺する”という話』
のものと差別化を図っていることが分かる。