「アウレリア。悪いが君と結婚することはできない」
子爵令嬢・アウレリアは、婚約者のラウルから婚約解消を申し出られる。
彼の隣には、アウレリアとは全く違うタイプの令嬢が。
絶望したアウレリアは首を吊るが、目覚めると10歳の頃に戻っていた。
やり直した人生では、ラウルのタイプぴったりの令嬢になろうと努力するが……。
「アウレリア。悪いが君と結婚することはできない」
「アウレリア。悪いが君と結婚することはできない」
婚約解消されてその日の夜に死に、10歳の頃に巻き戻ること、3回。
いい加減目が覚めたアウレリアは、ラウルに愛されることを諦めた。
そうして彼女が婚約したのは、かつての人生では女たらしとして有名だった騎士・ユーリスだった――
淑女の仮面を被るのは、もうやめた。
――私、もしかしたらあなたに会うために、人生をやり直したのかもしれません。
※主人公の性格上、前半はウジウジしています。後半から吹っ切れます。
レビュー