全てを捨てて愛に生きた夫婦のその後

著者:八橋 華

侯爵家の次男が結婚寸前で駆け落ちした。
相手は、侯爵家の上級メイド。
ただし、メイドでも男爵家の令嬢であり、二人は秘密の恋人同士でもあった。
家のために成り上がりの平凡な令嬢との結婚を余儀なくされた次男であったが、愛する気持ちに嘘はつかない!と全てを捨てての愛の逃避行。
たどり着いた先は辺境の田舎町。
そこで平民として穏やかに愛する人と夫婦として暮らしていた。
数年前に生まれた子供もいて幸せに満ちていた。
そんなある日、王都の大学から連絡がきて……

「婚約者が駆け落ちしましたが、私にはお金がありますから大丈夫ですよ」の駆け落ちした夫婦の話です。

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