婚約破棄された悪役令嬢は正義の令嬢です〜貴方方は平民を馬鹿にしすぎです〜

著者:小雪

「アデール・ミュレー!君との婚約を今この時をもって破棄する!」

 目の前で居丈高にそう宣った婚約者に、アデールは呆れる事もしなかった。

「そうですか。理由をお聞きしても?」

「理由?決まっている。君が自分より立場の弱い令嬢を虐めていたのは知っているんだからな!」

 これは心優しい悪役令嬢の物語。
 ざまあ要素はないです。流行りの婚約破棄を書いてみたかっただけ。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー