都合のいいお飾り婚約者の公爵令嬢は、婚約破棄されてから「呪いの獣」と呼ばれる運命の皇子と出会い、愛される宿命を背負う

著者:ぽんた

「ああ、きみとは婚約破棄だ。オーケイ?」

第一皇子に婚約を破棄されたことから、公爵令嬢のカオリ・バルテンの数奇で幸福な運命が幕を開けた。

第一皇子からあたらしい婚約者を紹介された。それは、「呪いの獣」と噂される第十皇子である。
継母と異母姉から逃れるようにし、「呪いの獣」のもとへと向かうカオリ。

が、皇宮の森の奥で待っていたのは、「呪いの獣」という怖ろしいイメージの人物ではなく、美形でやさしいハンス・アインハルトであった。

彼は、カオリに言う。「待っていたんだ」、と。

彼は、「クルーガーの三つ星」としての宿命を背負っており、カオリもまた宿命を背負っていると告げる。

溺愛されながら、自分を変えるために奮闘するカオリ。

そして、ハンスが立嗣子することになり、その式典で元婚約者や継母、異母姉と再会することに……。

※ご訪問下さり誠にありがとうございます。全十二話。ざまぁは最後の方です。ハッピーエンドです。ゆるゆる設定ですので、矛盾やおかしなところがありましたらご容赦願います。お暇つぶしにのぞいていただければ幸いです。

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