蔑ろにされた皇后と気づくのが遅すぎた皇帝

著者:琥珀める

皇帝を愛する皇后は、毎日毎日陛下が訪れるのを待つ。恋焦がれながら、悲痛と心細さに心を引き裂かれながら。
今日も、愛する側室の部屋に赴いたという事実を聞くと分かっていても。

そんな中、皇后は家族に進言され療養と言う名目で、実家に帰った。
それを機に、正常に回っているように見えていた歯車は狂いだし、皇帝は己の仕出かした罪を知る。

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