力技で解決する田舎育ちの平民聖女は、呪いなんて信じない。害虫駆除はともかく、王太子さまにかけられた呪いをなんとかしてくれと言われても無理なのですが。

著者:石河 翠

辺境の田舎で育った平民聖女マルティナ。村が滞納していた税金代わりに王都へ連れてこられた彼女は、今日もスリッパで「害虫」をたたきのめしている。

そんなマルティナに王宮から呼び出しがかかる。依頼内容は王太子にかけられた呪いを解くこと。

害虫駆除ならともかく解呪は無理だと訴えたものの、マルティナを気に入った王太子のお願いにより客人として王宮に留まることになる。

王太子との婚約を解消した元婚約者のご令嬢に会ったことで、王太子と大聖女の秘密に気がついたマルティナはとある決断をして……。

素直で一途、勘違い多めの天然ヒロインと、執着心強めの腹黒王子の恋物語。ハッピーエンドです。

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