【ヤンデレ王子】×【魔法学園】×【ドタバタラブコメ】!
自分が、前世にやっていた乙女ゲームの世界に転生したと思い出した、レイラ・ド・ブリュネ。
しかし、彼女が前世を思い出したときにはもう、物語はバットエンドに向かって走り出していた。(遅すぎる!)
相手は『ヤンデレ最凶王子』こと、隣国の第二王子、アルベール・レ・ヴァロア。
彼は恋愛ハッピーエンドでさえ『実質メリバ』と言われるようなエンディングしか持たない男だった。
ひとまずは「お互いのことを知る期間が欲しい」とバッドエンドを回避するレイラ。
しかしこのままでは、いつアルベールとバッドなエンディングを迎えてしまうかもわからない。
追い詰められたレイラは、あることを決意する。
「私が、アルベールを真人間にしてみせる!」
そして、モブ令嬢レイラの無謀な戦いが始まる。
「実は、君に万が一のことがあってはいけないから、追跡魔法で常に監視をしていたんだ」
「え? つい、せき……?」
「盗聴魔法も仕込んでいて。あぁ、でも、君に拒否されてからは聞いてないんだけど」
「とうちょう?」
「レイラの寝言って可愛いよね? 録音しちゃった」
果たして彼女は、アルベールのヤンデレを本当に直すことはできるのだろうか!
そして、彼の溺愛(監禁)から逃れることが出来るのだろうか!
「どう? ドキドキした?」
「ア、ア、アルの馬鹿ぁ――!」
※13万文字・完結保証です!
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