『聖剣』を抜いた厨二系雑談配信者 ~配信中に「彼女です」と爆弾を落とした幼馴染のせいでヤンデレ信者達が襲い来る~ 真実を知った信者Aがたくさん献金してくれるけどもう遅い

著者:addict

勉強もダメ、スポーツもダメ。身長も低く、顔も悪い。そんな山井旭だが、≪冥府の日輪≫(ラストサン)として登録者数百万人を超える配信者であった。

ある日、カーストトップのクラスのアイドル、宮下あかねに呼び出され告白をされる。旭は自分が≪冥府の日輪≫であることも教えているし、好意的に話しかけてくれているから脈はあるだろうと思っていた。

もちろん告白はOKする。

しかし、その直後にやっぱりなしと告白を取り下げられ、嘘告白だったと知る。そして、

「≪冥府の日輪≫様の偽物を騙る山井君を毎日毎日、許せなかったんだよねぇ」

そう言われて、自分の目の前が真っ暗になり、あかねを不快にさせた罰として、陽キャ軍団の男子たちにカツアゲされてしまう。

自分は真実を話しただけだ。それなのに、なぜこんな酷い目に遭わなければならないのか・・・

怒りに燃えた旭は復讐を決意する。

「鞘より抜かれし『聖剣』は闇夜に輝く一筋の希望となって我が覇道を指し示す!」

そして、『聖剣』を抜いた…

「馬鹿なことを言ってないでちゃんとしなさい!本当に旭はダメなんだから…私が彼女としてしっかり世話をしてあげるわ」
「はい…」

詩さん、配信中に爆弾発言を落とさないでくれませんか…?

ヤンデレ信者達はこれをきっかけに旭に襲い掛かり、そして、真相を知った信者Aはこのことを一生後悔することになる…

カクヨム掲載中

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー