婚約者を次から次へと奪われるわたくしは、『縁結びの女神』なんて呼ばれます

著者:彁イズミ

『ごめんなさい、エステラ。私はラングドン様を愛してしまったの!』
エステラ・ブルックス伯爵令嬢は婚約するたび、その婚約者を友人達に奪われていた。しかしエステラ本人は特別にいい縁談だとも思っていなかったので、鷹揚に許して友人達を祝福し、『縁結びの女神』と言われていた。そんなエステラが冴えない伯爵令息と出会う。

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