覚えてなくて、ごめんなさい〜囚われ聖女の第二の人生〜

著者:緑名紺

 聖女が目を覚ますと、悪の王国の牢だった――。

 白指の精霊が大地を浄化し、黒脈の王が優劣を競う世界。一人の少女が、殺気立った謁見の間に引き立てられる。「敵国の聖女がなぜ我が王国にいた?」美しい王に問われ、少女は首を傾げた。「ごめんなさい、何も覚えていないんです……」
 少女は宗教大国の聖女として戦場で活躍し、王国に憎まれる存在だった。記憶喪失の聖女の処遇をめぐり、庇おうとする者、処刑を望む者、臣下たちの意見はバラバラ。やがて聖女はとある選択を強いられて……。

 ハードな捕虜生活かと思いきや、いつの間にか保護対象になっていた聖女レンフィの第二の人生。

※序盤は主人公の扱いが悪いです。恋愛要素は状況が落ち着いてからになります。

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