きみと、純愛
青島総合病院に勤める看護師、清水 文子は、
「...結婚、してください」
「メリットは?」
「.....え?...め、めり...?」
「あなたと結婚するメリット。苗字が変わって、薬指に指輪つけて、それ以外にメリットはある?」
婚期を逃した、33歳。
そんな矢先、同じ病院で働く医師、橘 耕平にアプローチをされる。
分け隔てなくみんなに優しく、患者や看護師にも人気のある誰もが認めるエリート医師で、完璧なステータスの持ち主。
あんなハイスペックな人、なかなかいないよ!
同僚に言われ、今度こそは...!と気合いの入る文子。
そんなとき、文子の前に現れたのは———
「くくく、フミコって...え、何時代の人?」
デリカシーゼロで生意気な年下御曹司、九条 薫だった。
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