現世で挫折した錬金術師、異世界で開花する

著者:急川回レ

主人公、キミアは古代ギリシア、イスラム、西ヨーロッパ、インド、中国、さらには現代世界で輪廻転生を繰り返していた。
錬金術を現実のものにするため。ただその野望を達成するためだけに。しかし、現実は残酷であった。どれだけ前世の記憶を思い出そうとも《等価交換の法則》を始めとしたあらゆる真理の前に辛酸を舐めさせられ続ける。
しかし、現代日本人として輪廻転生していたキミアの次の行先はなんと異世界。
そこでは錬金術を始め、剣と魔法が広がっていた。これまで培った知識や知恵、経験が新たな世界で猛威を振るうことになる。

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