エースはまだ自分の限界を知らない[第四部E 高校編]

著者:彦猫

第四部A 続・白い軌跡の続きとなります。
シニアチームのエースである優也は、潜在能力は高いものの、それを持て余して中学時代を終えた。
特待生の話はなく、セレクションを受けた学校からも、選ばれることはなかった。
そんな最後の夏休みに見た、地元チームの甲子園の試合。
公立校ながら推薦入学があるチームへ、優也は進路を決める。
そして同じ学年には、身体能力と野球頭脳は高いものの、決定的にセンスだけがないと思われる、頭脳派のキャッチャーも入学していた。
それぞれが抱える問題は、軽重はあっても複雑である。
栄光の約束されていない、高校野球の物語が始まる。
時間は最終話より一年以上先から開始されます。

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